18 August, 2014 12:28

わずか三日間の江津市弾丸訪問の旅は、行きは飛行機であっという間だが、帰りは満席。仕方ないから浜田を朝イチ六時にバスで出発し、二時間かけて山を越え広島へ。わずか数席の空席を見つけだし広島から新幹線に飛び乗り東京へ四時間の旅。新幹線の旅も超満員の車両だと快適な旅とは、言えない。むかし、大阪府立や愛知県体などの大きな大試合を終え、一人優雅に帰京する際は、車内で乾いた喉に頂く冷えた飲み物が、充実しきった試合ならさらに美味しさは格別であった。 過去は過去とし 都内へ向かう私のいまの立場は違う。手帳とにらめっこをし、不備がないかの確認と、今週のスケジュールを綿密に組まねばならない。

しかし車内の居心地に何かが足りない。
新幹線の今月号の小冊子に目を通したら、元阪急ブレーブスの名選手 福本さんの特集があった。車窓に目をやり、ひかりが駅を通過する際には 人数を数えたり、またある一定間の線路上の電柱を数えたり、動体視力を鍛えるのにはもってこいだったらしい。試合が終わり、帰りはリラックスムードで食堂車でみんなで飲んで帰ったと記事があった。 プロスポーツ選手はみんなおんなじだなと思うのだが、たしかに食堂車やビュッフェの存在はありがたかった。

いまや、ブルートレインも乗降客が激減し、どんどんと廃止の一途をたどる。ブルートレインの食堂車は、さらにロマンがあった。
ブルートレインは、乗降客の激減する前から、食堂車を廃止してしまった。
その点、アメリカのアムトラックは現在も?日に三回オープンする食堂車もあり、二十四時間営業のバーラウンジ車両もある。
日本で唯一快適なのは、伊豆へいくスーパービュー踊り子のラウンジ位ではなかろうか。

鉄道マニアの私からJRに強く要望したいのが、食堂車とビュッフェの復活

食堂車のついたブルートレインの復活である。

1席でも多く人をのせても利益最優先の、現在のやり方だが、鉄道とは、ただの交通手段ではなく、旅をしたくなる夢とロマンのある列車を作ってもらいたい

私の小言でした


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